日々 談志 漬け 。。。

  • 2008/03/11(火) 23:46:13


3月9日 休みでした。なにげに テレビ欄を見ていました。

あまり見ない とある国営放送・hiの欄に目がいきました。

「立川談志 きょうはまるごと 10時間」


 今年は なぜか 落語に 目が行く年であります。

 ハードディスクに 予約録画をする。

 それを 次の日から ちびちび ちびちび
 
 お酒を燗で ゆっくり 飲むように
 
 じっくり じっくり 見ている。

 実に 刺激的な時間が すぎてゆく。

 
 「落語とは人の業の肯定である」

 こういうことを

 さらりと言っちゃう人である。

 しかし いい言葉である。

 優しい言葉である。 私たちの「お芝居」も

 こうでなくちゃ そう思う。

 師匠が 演じる 落語

 粗忽長屋 をみる。

 いいねぇ、こういうのってね、わかんない奴は

 わかんなくていいだよ (なぜか江戸っ子になってしまう)

 その「思い込み」なんだよ、 人が何かに「思い込む」って

 滑稽なんだよ、ずるずる ズルズル 深みに入ってゆくんだよ

 抜けられなくなるんだよ、それが いいんだよ。

 落語には 本当に 人の業っていうのを

 巧みに使って 「笑い」にしてる部分が あるんだよ。

 「笑い」って何?

 その答えは ないけれど

 HINT

 になるものは たくさん あるんだよ。それがいいんだよ。

 だから 刺激的なんだよ。

 ということで

 明日から 「粗忽長屋」にチャレンジだ!!!!!!!!!!!!

 ってか。

SAKURANBO.10 LAST

  • 2008/01/19(土) 22:33:17

車に乗っていた。
最近、仕事で車に乗ることが多い。
312号線を北から南に走っていた。
前方に「煙り」が見えた。
見難くなるなぁととっさに思ったが
仕方がない。そこを進まないと次の目的地に
つかない。
近くまでいくと農家風のおじさんが藁を集めて
「野焼き」をしている様子が目に映った。
と同時に少年の頃にかいだ「あの匂い」が
した・・・・・間違いなく・・・・・した

そうなんだぁ・・・藁(わら)を焼いた匂いって
こうだった・・・・そうそう・・・・こうだったこうだった
もう一人の自分と今の自分が会話をする。

久しぶりに「五感」に刺激があった「出来事」だったかも・・・・・・
「五感」はいつも研ぎ澄ましていたいですよね・・・・・・・

「五感」を刺激したかどうか・・・昨日の続き・・・・・

最後の章でありんす。。。。。。。

※騒がしい夏の日が日一日と過ぎてまいりまして、いつしか秋風が吹くよぉに
 なった十月の声を聞きますと、池の面に浮かんでおりますのは遊山の舟の
 代わりに月の影ばかりでございます。
 
 虫のすだく音を聴きながら、池に映った月を見とぉりますというと
 何とのぉ物悲しゅうなるもんでございまして、夫婦のもんが二人
 頭が池の淵をば・・・・・・・・・・・・

秀 :なぁ、お咲、おら何でこんなえらい目に遭わんならんねやろなぁ。
  元はゆうたらサクランボの種一つ呑み込んだだけやないか。
  世間には何かい、このサクランボの種やみな呑み込んだやつは一人も
  居らんのんかぇ?そんなことないやろ、居るはずや。
  居らんでかいな、当たり前やないか。それに何でわいだけが・・・・
  えらい目に遭わんならんねぇやろなぁ?

咲 :ホンマだんなぁ。他でこんな話、あんまり聞かしまへんなぁ。
  せやけど、あんた、わたいら肩の悪い夫婦ですよってなぁ、これぐらい
  のことはあんのんと違いますか?

秀 :お前、よぉーそんな気楽なことゆうてられるなぁ。しかし、わいの
  身になってみてくれ。春になったらワァ〜〜と踊りまわって酒呑んで
  散財しよる。ズボっと抜いてしもたら夏になってまた舟遊び、花火
  あげて遊びよる。今年はこれで、まぁ何とか納まったけれども
  また来年からこんなことが毎年繰り返されると思たらなぁ・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・お咲、わし、つくづく生きてんのが
  嫌になってなぁ。いっそのこと、死んでしまおうかと思てんねん。

咲 :さよか。ほんだらわたいも一緒に、連れて行とくなはれな。

秀 :えぇ!? お前も一緒に来てくれるんかい?

咲 :一人で死なはるより、心中の方が賑やかでよろし。一人行かはるのも
   寂しおまっしゃろけど、一人残るのも、寂しいもんだっせ・・・・

秀 :お前も一緒に来てくれるのかいな。

咲 :あんたとわたいは・・・・みょぉーと(夫婦)やおまへんかいな
  ほな・・・あんた・・・ボチボチ行きまひょか。

秀 :よっしゃ。

 ※ 夫婦もんが手に手をとって・・・・・頭の池へ・・・・・・・
   ドボーーーーーーーーーーン。

                           ☆終わり☆

SAKURANBO.9

  • 2008/01/18(金) 22:37:54

寒いです。
昨日は夕食とって二階の書斎?にあがって
暖房のスイッチつけて あったかくなるまで
ベッドで布団にくるまっていたら・・・・・・・
ねてしまっていた。
目が覚めたら 朝の4時でした。
パソコンに電源入れなかったのは
2ヶ月ぶり?だった気がします。
寒さと疲れと・・・・・今日は昨日10時間寝たから
元気です。
それと今日はNHKBS2で尊敬する『別役実』さんの
お芝居、タイトルが「マッチ売りの少女」の放送が深夜0時からあるので
おきていなければ・・・・最近、別役さんとかベケットさんとか
イヨネスコさんとか・・・・不条理モードに久しぶりに
入っている「私」であります。

で、不条理のもの?の?・・・落語といえば・・・・・さくらんぼ・・・
・・・・・・・・では どうぞ!・・・・・・・・・・・

気楽な連中があったもんで、頭の中へさして金魚を放ちましたんで。
また世の中には、いちびった連中もあるもんでございまして
「ほんなら、わたいも」いうんで、フナ放す ドジョウ放す ダボハゼ放す
今やったら ブルーギル放す バス放す まぁいろんなもんを・・次から
次へと・・・・
そのうち朝から魚釣りに来る奴がドンドンどんどん増えてくる。
子供やなんかがビャ〜と頭の上、走りまわって、中には落っこちて
「おかぁちゃーん」と泣いてるやつがある。

もぉ、夜になりますと

辰 :おい、米やん。

米 :辰つぁん、お越し。

辰 :夕涼み 行かへんか?

米 :また何かいな、難波橋の上か?

辰 :いやいや、今日は「舟行き」や。

米 :舟行きって、今日ら大川えらい人と違うんか?

辰 :別に大川行かんでもえぇがな。玉造行こ、玉造へ。

米 :また玉造かいな、あんなとこにそんな何があんのんかい?

辰 :「頭が池」っちゅうてできたんや、おもろいおもろい、行こ行こ
   ついといで・・・・・・はよはよ

※また玉造へむかう二人でありました。着くと・・・・・・・・・

辰 :どや、この池や。

米 :ぅわーぅわー〜広い池やなァ

辰 :おいおい、いつまでそんなとこ居てんねん、こっち来いこっち。

米 :うわっ〜、ぎょーさん、舟遊びしてるやないかいな。
  わいらの舟はどれや?

辰 :こっちや、この「池市丸」と書いてあるこの舟や。おい、皆も来てるな。

友人 :辰つぁんお越し、なんや米やんも一緒かいな。コンバンワこんばんわ
   今晩わ、今晩わ。

辰 :挨拶はえぇ、みな乗れ乗れ。船頭はん乗り前が決まったら
  ひとつ出してもらおか。

船頭 :よろしおます、出しまっせ。よ、うんとこしょ〜〜ッ。

女1 :旦さんら結構ですなぁ、こぉして暑い時分には舟遊びなさって。

辰  :何言うてはんねん、わいらかてなぁ、こんなこと出来るのは
   年に一回ぐらいできりゃぁええなぁ言うてんねんけどなぁ。
   なかなか皆派手に舟遊びやってるやないか。

女1 :へぇ、もぉこの頃はな、大川よりこっちの方が洒落たぁるっちゅうて
   みなこぉして、ぎょーさん舟出して騒いでまんねんで。
   また今日は花火がおまんのでな。

辰  :花火がある?こらまた、まことに楽しみなこっちゃなぁ、もぉ
   ボチボチやてか、ほんい上がりそうやなぁ・・・玉屋ぁ〜〜
   よぉ上げてやぁ〜〜

  シュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ボ〜〜ン!! シュ〜〜〜ン ボ〜〜〜ン!!

※さぁ 池の傍では ぶっちゃけ商人がたくさんたくさんの店を出しまして
 「かちわりどぉでーす、かちわりどぉーーーーーす」
 「スイカ いかがっすか 甘くて ちべたーーーーい スイカどぉす」
 「上がった 上がった 割った割ったわったぁ・・・玉や!!!
  中村や!!!よぉ!!上がった!!上がった!!」
 うわぁ〜〜〜い・・・・・・・・・・大騒ぎな夜でございます。


・・・・・・・・・・・続く→次回は最終回でござい・・・・・・・・・

SAKURANBO.8

  • 2008/01/16(水) 22:28:12

「公」が好きな人
「公」が嫌いな人
「官僚」が好きな人
「官僚」が嫌いな人
「教師」が好きな人
「教師」が嫌いな人
「政治家」が好きな人
「政治家」が嫌いな人

いろんな人がいるが 小さな政府でいいし
          小さな官僚組織でいいんだと思う。

いち民として いち私人として 「公」に頼らない
生き方をしましょう。

いろんな人がいるが 人の道なんて 「教師」に望むな
          小さな教師でいいんだと思う。
国語の教師は国語を 地理の教師は地理を 数学の教師は数学だけを
           教えさえすればいいと思う

教師に 人の道 人としての哲学や芸術を 望むな
    「公」は権力の下にしか存在しなく 甘い言葉で
    「私」を誘惑する 本質がない 空っぽなものたちは
     「惑わす」ことしかできない ペテン師なのだから

  「私」として登場する落語の人々、それは愛すべき人々です。

・・・・・・・・・それでは、昨日の続きを・・・・・・・・・・・・・・・

徳 :おい、秀さんいてるか?

秀 :徳さん、お越し。

徳 :どないしたんや?えらい浮かん顔して。

秀 :どぉもこうもないねんけど、この桜へ・・・・・

徳 :桜がどないぞしたんか?

秀 :どぉもこうもないねんけど、あんまり見事に咲いてるちゅうんで
  みな頭の上へ花見に来よんねや。酒呑んで歌い踊りよる、そらぁ
  拳打ちよる、枝折りよる。ひどいやつになったら頭の上にジャージャー
  小便かけよる。

徳 :そうかぁ。

秀 :昼日中のことだけやったら、まだ辛抱しようって思うたけども
  最近では温かくなってきて夜桜見物やっちゅうんで夜通しワイワイ
  わいわいと騒がしいことこのうえない。こんなんやったら桜の木は
  ともかくも、わしの体がもたん。・・・・・・・・・・・・・・
  わしのせがれと別れるのは辛いけども・・・しゃーない・・・・・
  根こそぎ ズボッ〜と抜いてもらおうかしらと思てんねん。

徳 :そぉか、そらぁまぁ何ちゅうかてお前の体が大事よってなぁ・・・
  しかし、お前、こんな立派になったせがれと別れるのも辛かろうが
  まぁそらしゃ〜ない、お前が思たようにしたらえぇ。
  ・・・・・・切り株だけは残しといたらどうや?

秀 :わしもそう思たんやけどなぁ、またそこから芽ぇ吹いて花が咲いて
  また大騒動になったらいかんので、いっそのことズバッといってしまう
  ・・・・・・いずれいっぺんは別れんならん時があんねやよって。

徳 :そぉか、それやったらお前の好いたようにしたらえぇ。しかしまぁ
  体のことだけは気ぃ付けや、わかったな。

 ※さぁ、それから人足を十人ほど雇いまして、その桜をば根こそぎゴソォー
  と抜きましたんです。この秀さんも、するだけのことはしてやったから
  かも分かりませんが、秀さんの体の方にはなんら別状はございませ
  なんだ。   ズバァーと抜きました体にはなんら別状はなかったので
  ありますが、ものの見事に抜けたもんですから、頭へさしてこぉ穴が
  開きました。
  真夏のこと、秀さんが用足しに行きました帰り道でございます。
  馬の背を分けるかの夕立がザァ〜〜と降ったんです。
  秀さん、飛んで帰ったのでございますが、頭のてっぺんに雨水が溜まり
  ましたのでございます。


徳 :秀さん、秀さん、居てるか?

秀 :徳さん、お越し。

徳 :さっぱりした顔してるやないか。スカッとしたんはしたけど、ちょっと
   寂しなったんと違うかえ?

秀 :いやぁ、別に寂しなりはせーへんけどもな、まぁ言わば今までが
   賑やかすぎたんや。

徳 :そらそうかもしれんけど・・・・それにしても何じゃタッポンたっぽん
  音がしてるが、お咲さん、裏で行水でもつこてんのんかい?

秀 :違うねん。たっぽんたっぽんいうてんのは、わしの頭や。

徳 :えぇ?頭・・・・ぅわっ。何じゃこら、どないなったんや。

秀 :あのぉ〜実はな・・・・・

徳 :はぁ、はぁはぁ、はぁ。抜いた跡が穴になって、雨におぉて雨水が
  溜まってあるんかい、これ。無茶したらどもならんなぁ。
  こら早いこと、ほかしてしまわな・・・ボウフラが湧いて、水が
  腐ったらえらいことになるで。

秀 :わしもそない思うてんけどな、何ちゅうかて、これ涼しいねんで。
  何ならお前もやってみるか?

徳 :アホなこと言ぃないな。

秀 :まぁマメに水さえ替えてたらな、水が腐るようなこともないやろ思うて。

徳 :まるで金魚鉢やな、ほんま。相変わらず気楽なこと言うてるなぁ。
   まぁ、お前さえ得心してんのやったら、それでええけど。
   そや・・・・金魚鉢やったな・・・いま娘が夜店で金魚を買ぉてきたん
   や。祝いや! ちょっと・・・頭・・・こっちへ。
  まず・・・藻を入れましょ・・・・・次に・・・金魚を・・・(タポン)
  もう一匹・・・(タポン)・・・出目金も・・・・・・(タポン)
  ははぁ、嬉しそうに泳いだある。これで結構けっこう、賑やかに
  なった。いやいや、うちの娘?気にスンナ・・・気にすんな。
  また金魚みたいときに・・・連れてくるから・・・・ここへ。
  そのとき、見せたってくれたらええがな。よっしゃ、これでわしは
  帰るよって・・・・・・(徳兵衛は、そう言いながら帰ってゆく)


・        ・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・

SAKURANBO.7

  • 2008/01/15(火) 22:35:00

頭から〜ひょぇぇぇぇ!


絵を描いていると 童心にかえります。
今でも 祭りの屋台の絵は
上手かどうかわからないけど
ササーっと パパッーと
描けます。

小学校の頃に 描いた「流線型の車」の絵が
今の車のデザインに酷似しているのは
私の気のせいでしょうか。

もうそろそろ・・・落ちが来そうですが・・・・
もう少しの・・・・ご辛抱を・・・・


・・・・・・・・・・・昨日の続き・・・・・・・・・・・・・

 ※新しい登場人物、米(よね)やんと辰つぁん である。

辰 :おい、米やん居てるか?

米 :あぁ、辰つぁん お越し。

辰 :「お越し」やないがな、何してんねん、花見行たんかいな、今年は?

米 :花見なぁ、こないだ行こうと思てたら、あの雨で桜ノ宮、流れてしもてな
  「この分やったら今年はもぉ花見せんと夏になってしまうでぇ」って
   言うてたんや。

辰 :何言うてんねん、お前。「花見もせんと夏になってしまう」って
  そんなアホなことしたらいかん、日本人やろ。なぁ、これから見にいこ!

米 :「これから行こ」って桜ノ宮の花、散ってしもたんと違うやろか。

辰 :何を言うてんねん。桜ノ宮だけが花見やあらへんやないかい、玉造
  玉造、行こ。

米 :玉造?玉造ってなとこに花見するよぉな桜があんのんかい。

辰 :知らんのか、お前まだ?あるやないかい、あの「あたま山」の桜!

米 :あぁ浅香山の桜?

辰 :違う違うがな、「あたま山」の桜やっちゅうてんねん。

米 :「あたま山」の桜?そら何やねん?

辰 :知ら何だらしゃないな・・・連れてったるわ、ついといで。

 ※辰は米はんを連れて・・・「あたま山」のある?いる玉造へとむかう。
   到着すると・・・・・・

辰 :おい、どや見てみぃ。立派なもんやろ。

米 :あらぁ〜っ 、わぁぁぁぁぁぁぁ〜ぅわぁあぁ〜
  見事や・・・・見事な桜や。一本でもこれだけ見事な枝っぷりやったら
  こら充分に花見ができるなぁ。

辰 :見てみぃ、もぉ木の下では大勢が騒いでるやないかいな・・・・・・

♪ サクラ サクラ 今 咲きほこる 刹那に・・・・・・・・

♪ サクラの花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ・・・・

♪ 貴様と俺とは  同期のサクラぁぁぁぁ・・・・


 いろんな歌声が聞こえて、まさに楽しい宴である。
  「酒呑め、酒呑め。わい踊るよってな。」
    あぁ・・こりゃコリャ それっソレッ よいやさのさ ソレそれ


 歌っている、おどっている、拳を打ち出すものもいる。
 ふんどしいっちょで走り回っている奴もいる。もー大変である。
 サクラの枝を折って持ち帰ろうとする奴、サクラの根元にむけて
 「ジョンジョロリーン、ジョンジョロリーン」っと小便をかけてる
 奴もいる。もー大変、大騒ぎが続いております。
 
  「ぅわァ〜〜  コリャコリャ これこれ・・・酒や酒や!!」


・・・・・・・・・・・・・・明日に続く・・・・・・・・・・・・・・